「ネガワット」とは、マイナスの電力、
使われなかった電力を意味します。
みんなの少しずつの節電の努力の積み重ねで、
ドラゴンボールの“元気玉”のように
巨大な発電所を作り出すイメージです。


試算:八王子のすべての世帯が、電気使用量を半減すれば、
メガソーラー540基分の節電→ネガワット発電所を作ることができるのです!
そして、電気使用量半減は意外に簡単に達成できるのです。


■無理のない節電で、月々の電気料金を半額にできるケースも・・・
例えば、10年以上前の冷蔵庫の年間の電気代は2万円前後と言われています。
これを、最新式の省エネ冷蔵庫に買い換えるだけで、約800kWhの節電に。
また、10年前のエアコンを使っている家庭なら、省エネ型の冷蔵庫とエアコン
に買い換えるだけで、約500kWhの差が出るといいます。これを2台使っているとすると、年間1000kWhの差が。


さらに、白熱灯を使っている家庭なら、LEDに換えるだけで、大幅な節電ができます。
80Wの電球を5個、一日5時間使用していたとして、11WのLED電球に交換すれば、630kWhの節電に。

もしも、この3つの条件を満たしている家庭があり、すべて買い換えれば、年間で
2430kWhの差になります。



これは、日本の世帯当たり平均電力消費量4200kWhの約58%。
電気代が半分以下になる計算です。冷蔵庫やエアコンの購入、LED電球への切り替えにはお金が
かかりますが、年間約5万2000円の電気代が浮くと考えれば、5年~6年で元が取れます。

このように、電気代50%減の節電は条件次第では、難しいことではありません。
八王子の世帯数は25万世帯ありますが、もしすべての世帯が50%の節電を実践できたら、
525GWhの節電になるのです。

これは、なんとメガソーラー(出力1000kWhのソーラー発電所)、約540基分なのです。
つまり、節電することで、メガソーラー540基分の電力を作ることができるのです!

もしも、メガソーラーを540基作るとすれば、1600億円以上の投資が必要です。
「節電」が、そんな投資に見合うだけの「電力」を生み出すと考えたら、すごいことです。




八王子市の全世帯が参加するのは、あくまでも「もしも」の世界。
でも、節電のもつポテンシャルはおわかりいただけたと思います。
500世帯が50%の節電をすれば、メガソーラー1基分です。これならすごく現実的。


みんなで、力を合わせて、「ネガワット発電所」をつくりませんか?


                              by リプトン